3月などの引越しシーズンになると、アパートやマンションなどの賃貸物件を探す方が増えます。賃貸に入居するときというのは、敷金礼金などの初期費用がとてもかかります。実は、大家や不動産屋との交渉次第では初期費用を抑えられるケースがあります。そこで、ここでは初期費用を安くするための方法をお教えします。
まず一番効果的なのは、礼金の減額交渉をすることです。礼金とは、大家さんに対して部屋を貸してくれる感謝を表すお金のことです。この礼金は、不動産業者の収入となるお金ではありません。なので、身元保証の意味合いがある「敷金」や不動産会社の手数料になる「仲介手数料」などよりも、礼金の減額は交渉しやすいといえます。
交渉の方法は、「引越しの予算が不足していて、礼金分が出せません」などと主張するとあっさり値引きしてくれます。その他の費用を抑える方法は、家賃の減額交渉をすることです。この方法は、借りたい物件の賃料が周辺の物件より高い場合、成功しやすいです。交渉方法としては、他の賃貸物件とで悩んでいると言って賃料を下げさせる方法が有効的です。
最後の一押しとして、「家賃を3千円下げてくれるなら入居したい」と言うとかなり効果があります。この交渉のポイントは、借りることを前提にして話し合うことです。まったく借りる気がないのに減額交渉すると、不動産業者への印象が悪くなってしまいます。そして、あくまでも謙虚にお願いすることが成功のポイントです。